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公演記録

しょうえんとは


 半世紀にわたり受け継いできたもの

 1960年、広島商科大学設立の年、7人の学生が演劇部を立ち上げました。略して「しょうえん」のスタートです。以来、芝居好きな学生が集い、若いエネルギーと魂を注ぎ込んだ1本1本の芝居を舞台の上にのせては、多くのみなさまにご覧いただいてきました。広島商科大学は1973年に広島修道大学と改称されましたが、「しょうえん」は「しょうえん」のまま、熱すぎるほどに一つのことに情熱を傾ける「しょうえん魂」も先輩から後輩へと受け継がれてきました。
 そうして月日は流れ、いつの間にか半世紀が経とうとしています。しょうえんで芝居に関わった卒業生は200名近い人数となり、中にはプロとして活躍中の演劇人や舞台スタッフも数多く存在します。私たちは、過ぎ去った半世紀に対する感謝の気持ちと、これからも未来永劫燃え盛ってほしいしょうえんの火に願いを込めて、しょうえんOB・現役合同の「広島修道大学演劇部創立50周年記念公演」を2010年秋に行うことを企画いたしました。

 設立経緯  沿革

昭和35年4月  広島商科大学にて演劇部発足。愛称を「しょうえん」とする。

昭和40年4月  卒業生によりOB会発足。「しょうえん会」と名付ける。
現役公演の支援活動ならびに親睦活動が主たる活動内容だが、10周年、20周年、30周年と節目節目の周年行事には現
役・OB合同の記念公演を上演してきた。

平成20年4月 平成22年に創立50周年を迎えるにあたり、記念公演を行なうことを決議。それを機に、「しょうえん会」のある 
べき姿を見直す。OBには、劇団員、タレント、テレビ局アナウンサー、フリーアナウンサー、舞台照明家、舞台 演出、舞台監
督等、舞台および放送界でプロフェッショナルとして活躍する者たちが多数存在する。彼らの技術・ノウハウを再結集すれば
演劇公演が可能であり、演劇と離れていたOBたちも加わりやすい。その上で良質な芝居を創り上げ、広島県民に提供するこ
とを目的に、現役・OBを含めた演劇団体「しょうえん」として再構築するに至った。

 これまでの主な公演

昭和35年4月 第1回公演「父帰る」 広島平和記念館

昭和45年6月 10周年記念公演「二つの月曜日の思い出」 広島市青少年センター

昭和55年7月 20周年記念公演「真夏の夜の夢」 広島市青少年センター

平成21年4月 第107回公演(現役)「幽霊と嘘とアルコール」 修道大学講堂 

平成21年12月 第108回公演(現役)「窓を開ければ港が見える」 南区民文化センター 

平成21年6月 50周年プレ公演第1弾「郵便配達夫の恋」 南区民文化センター 

平成22年1月 50周年プレ公演第2弾「かぐや、姫」「緑の扉」広島市青少年センター